2023年1月15日、東京都立産業貿易センター (浜松町館)で開催されたインディゲーム展示会「東京ゲームダンジョン2」にSukeraSparoが出展した。
ブースに用意されたのは2017年にリリースされた『ことのはアムリラート』や続編の『いつかのメモラージョ』と世界観を同じくする異世界語学アプリ『ことのはレルナード』だ。
本記事ではブースの様子や『ことのはレルナード』の試遊した感想をレポートする。
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SukeraSparoブースの様子
SukeraSparoのブースは『ことのはアムリラート』の主人公・凛、ルカのビジュアルが目を引く『ことのはレルナード』仕様。
試遊用のPCやAndroid端末が配置されたほか、『いつかのメモラージョ』や『ことのはアムリラート コンプリートブック』などの物販も用意されていた。
ブースが列の端であったため、ブース横にも大きなキービジュアルが展開され、存在感があった。
『ことのはレルナード』は本気の言語学習アプリ?
『ことのはアムリラート』シリーズのシナリオを執筆したJ-MENT先生から遊び方を教えて頂きながら、『ことのはレルナード』を試遊した。
なんて豪華な!
J-MENT先生、ありがとうございました!
異世界語学アプリと名乗るとおり、本作はユリアーモ(エスペラント)の学習に特化している。メニュー画面に「単語問題」「例文問題」が表示され、どちらかを選んで開始する。
「単語問題」は表示された日本語に対応するユリアーモを入力する方式で「例文問題」は文中で抜けている部分の単語を入力する穴埋め方式を取っている。
筆者が『ことのはアムリラート』をプレイしてから半年。覚えている単語はィエス(はい)、ネ(いいえ)、パルドーノン(ごめんなさい)、ダンコン(ありがとう)ぐらいだ。試遊時には全く見当もつかない単語が表示された。
でも大丈夫!
画面内のキーボード右下に表示される「???」がヒント機能となっており、ボタンを押すと一文字ずつ薄く文字が表示される。表示されたとおりに入力すれば問題クリアとなる親切設計だ(ノーヒントクリアや最初の数文字だけヒントを使うことも可能)。
「例文問題」では画面右上の電球マークを押すと穴埋め以外の部分の日本語訳が表示される機能もある。
J-MENT先生いわく、よし勉強するぞー!と身構えるようなものではなく、もっと気軽な気持ちでプレイできるように作っているとのこと。
私がパルドーノンやダンコンをいつの間にか覚えていたように、何度も触れる単語は自然と覚えていくもんなー。
『ことのはアムリラート』ファンであれば、作中のクイズや公開が終了した『しけんdeアムリラート』をイメージしてもらえばよいだろう。
会場だけの特別版として「数字を入力」「数詞を入力」「数詞で回答」の3つが用意されていた。
画面に表示された数字を入力することになるのだが、やっぱり分からない……。という人向けにヒントボタン(鯛焼きボタン)を押すとキーの右上に数字が表示される仕組みだ。
どこまでもやさしいヒント機能!
オフィシャルサイトでも『ことのはレルナード』お試し可能(期間限定)!
『ことのはレルナード』はSukeraSparoオフィシャルサイトでお試し版が公開されている。
2023/01/31までの期間限定となるため、興味のある方は早めにチェックしておくのをおすすめしたい。
クラウドファンディングも準備中とのことで、本作の今後の展開も楽しみだ。
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