2023年6月12日、LOFT9 Shibuya(東京・渋谷)で『ことのはアムリラート ファンミーティング 3.5 ~異世界リブート強化合宿!~』が開催された。
イベント開催日をもって終了した異世界語学アプリ『ことのはレルナード』開発支援プロジェクトの話題を中心にアムリラートの歴史や声優・長妻樹里さんによる『ことのはレルナード』『さよならアマティネート』の試遊など、シリーズの過去から未来まで味わえるイベントとなっていた。
本記事では『ことのはアムリラート ファンミーティング 3.5 ~異世界リブート強化合宿!~』のイベント内容をレポートする。
まとめ 『ことのはアムリラート』シリーズ関連作品をまるっと紹介を読む
本記事はSukeraSparoからイベントに招待いただき、作成しています。
オープニング
ボイスドラマが流れ、「日本語をバリバリ話しても良い場所がある」と聞いた凛がカナーコを引き連れてファンミーティングにやってくるといった設定で(長妻さんいわく前説)から、高遠凜役・長妻樹里さん、カナーコ役・山名枝里子さんが登壇した。
『ことのはレルナード』のクラウドファンディングの進捗をチェックしたり、山名さんから長妻さんに伝えたい”名前の話”などを経て、J-MENTさんと古賀プロデューサーが登壇し、各々の自己紹介がスタート。
古賀プロデューサーからイベント開催日になぜ6月12日を選んだのかが明かされた。
1つ目は『ことのはアムリラート』のホームページがオープンした日であること、2つ目は日本における「エスペラントの日」であること。この2点から6月12日の開催となったそうだ。
古賀プロデューサーによる乾杯の音頭が取られた後、山名さんから抽選券についての説明がされた。その際、突如として差し込まれるエスペラント語が滑らかで驚いた。



こ、これはユリアーモの強化合宿っぽいぞ……!
アムリラートの歴史
登壇した方々と『ことのはアムリラート』シリーズの思い出、印象に残ったトピックを取り上げる「#アムリラートの歴史」のコーナー。
先陣を切ったのはJ-MENTさん。『ことのはアムリラート』シリーズを取り上げた朝日新聞の記事を紹介した。古賀プロデューサーより、新聞ならではの出来事も語られた。
山名さんは『ことのはアムリラート』の初収録の際に台本と一緒に渡された資料を紹介、ページをめくるごとに起こる変化や”読み込まなくても大丈夫です”と書かれた資料について、思い出が披露された。
長妻さんは通常とは違う『ことのはアムリラート』の台本(実物紹介もあり)、自宅で普段使いしているルカのクッションを持参していた(古賀プロデューサーいわく使用感があるそう)。



長妻さんはイベント中ずっとルカクッションを抱いていて、愛情を感じた!
ルカ役・内田秀さんとのおうちデートの様子なども紹介された。



2人が食べたふるさと納税のバスクチーズケーキ(5,000円)が気になる!
長妻さんはクラウドファンディングのストレッチゴール達成によるラジオ番組「ユリ百合ユリアーモ」の復活にも触れ、複数回の収録や生配信などを古賀プロデューサーに提案していた。
古賀プロデューサーからはローさんのイベントレポマンガ(Twitterリンク)や、まゆき・るみさんの合同誌(Twitterリンク)が紹介された。
長妻さんが『ことのはレルナード』に挑戦
クラウドファンディングの支援コースによってゲットできるブレスレットやオルゴールを紹介したのち、長妻さんが『ことのはレルナード』に挑戦。


穴埋め問題を解いていく長妻さんはヒントとなるたい焼きボタンを何事もなかったようにしれっと押してみたり、最後の一文字で間違えてしまったりするごとに会場が笑いに包まれた。



例文をスラスラと読み上げる山名さん、エスペラント力が高すぎる!


長妻さんは会場や山名さんからのヘルプを受けながら問題をこなしていき、最終問題までプレイして、『ことのはレルナード』コーナーは終了した。



山名さんに言われるがまま、トマトボタンを押したときの長妻さんのリアクションが最高だった!
試遊版『さよならアマティネート』を長妻さんが先行プレイ
続いてはクラウドファンディングのストレッチゴール最後の目標である『さよならアマティネート』の冒頭部分を初出し。長妻さんが実際にプレイする様子を見守った。


『さよならアマティネート』は『ことのはアムリラート』のリブートと位置付けられる作品だ。冒頭、見覚えのあるシーンに続いて、ここで異世界に……飛ばない!?
長妻さんも思わず「エェッーー!」と特大のリアクション。ルカとの出会いもまったく違う形となっており、ことのはアムリラートシリーズの新しい展開に期待を抱かせるところで”今日はここまで”。



長妻さんがところどころ、凛のセリフを即席アフレコしてくれるのが豪華すぎた!
これから紡がれていく(と信じたい)『さよならアマティネート』の製品化の期待が高まった。
エンディング
イベントの最後には抽選会が行われ、サイン入りパネルなどが贈られた。



当せん番号もエスペラント語で読み上げる山名さん、強者すぎる!
最後のコメントでは、山名さんが3年間エスペラント語の勉強を続けている話や、長妻さんの作品への熱い想いを語られた。
今回のファンミーティングを通じて、制作・演者のみなさんとファンがどれほど『ことのはアムリラート』を愛しているのか、改めて感じた。今後もシリーズが長く続いていくことを予感させる、アットホームで楽しいイベントだった。
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