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『Cafe Deux Femmes』レビュー|2人の女性の間で揺れる大人の百合ノベル【評価・感想】

『Cafe Deux Femmes』評価・レビュー

Cafe Deux Femmes(カフェ ドゥ フェム)』はロマンチック百合ビジュアルノベルだ。

主人公のハンナは将来への不安を抱えながら訪れたロサンゼルスで2人の魅力的な女性と出会い、恋に落ちる。

学園ものよりも自立した大人の女性が登場する百合作品を好むプレイヤーにおすすめだ。

本記事では『Cafe Deux Femmes』のあらすじやヒロインを紹介した後、ゲーム内容をレビューしていく。

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翻訳に不慣れなため、翻訳支援ツールPCOT+DeepLを使用してプレイした。一部誤訳の可能性があるため、留意頂きたい。
一部ネタバレの可能性がある。

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執筆者

えむ

FLOWERSシリーズで百合に目覚めたゲームレビュアー。プレイヤー目線から一歩踏み込んだレビューをモットーに記事を執筆。百合ゲームの情報収集と発信の日々を送っている。苦味のある作品が好み。

X (旧Twitter) > 詳しいプロフィール >

執筆者

えむ

FLOWERSシリーズで百合に目覚めたゲームレビュアー。プレイヤー目線から一歩踏み込んだレビューをモットーに記事を執筆。百合ゲームの情報収集と発信の日々を送っている。苦味のある作品が好み。

X (旧Twitter) 詳しいプロフィール

あらすじ

ハンナは大学卒業後、共に感謝祭を祝うため、ロサンゼルスに住む姉・クレアの元を訪れた。

『Cafe Deux Femmes』評価・レビュー(クレアの出迎え)
出迎えにきた姉・クレア

感謝祭の後に観光したいと思っていたが、懐がさびしく、半ば諦めていた。

姉とその親友・エヴァンジェリン、3人でのディナーの最中に金銭的に厳しいことを伝えるとエヴァンジェリンが経営するカフェでのアルバイトに勧誘される。

『Cafe Deux Femmes』評価・レビュー(エヴァンジェリンとの出会い)
クレア(左)とその親友エヴァンジェリン(右)

ハンナは申し出を喜んで引き受け、カフェに勤務するようになった。そこでバリスタのアドリアナと出会う。

登場キャラクター紹介

ハンナ(Hannah)

主人公。22歳。韓国系アメリカ人。ボストンの大学で犯罪学を専攻した。卒業後の進路は決まっていない。

元々は音楽がやりたかったが、両親の反対を受けて渋々進学した過去がある。

クレア(Clare)

『Cafe Deux Femmes』評価・レビュー(クレア)
クレア(Clare)

ハンナの姉。ロサンゼルスで雑誌の編集者として働いている。

婚約者・ハンターと一緒に暮らしているが、ハンターは仕事で不在。母親は韓国系ではない彼を否定的に見ており、悩みのタネになっている。

エヴァンジェリン(Evangeline)

『Cafe Deux Femmes』評価・レビュー(エヴァンジェリン)
エヴァンジェリン(Evangeline)

29歳、フランス出身。父は映画監督、母は大学教授でポルシェを乗り回すお金持ち。

父親の代表作から名前を取った、Cafe Deux Femmesを3ヶ月前にオープンした。

アーティストの友人が多く、彼らのサポートも行っている。

アドリアナ(Adriana)

『Cafe Deux Femmes』評価・レビュー(アドリアナ)
アドリアナ(Adriana)

アメリカとアイルランドのハーフ。Cafe Deux Femmesでバリスタとして働いている。

元々は他店で働いていたが、エヴァンジェリンに倍の給料で引き抜かれた。

仕事が終わるとサーフィンに熱中する。

レビュー

大人の魅力とノリの良い同年代の女性 どちらを選ぶ?

『Cafe Deux Femmes』の攻略対象は大人の女性・エヴァンジェリン同年代のアドリアナの2人。それぞれの違った魅力がプレイヤーを悩ませる。

『Cafe Deux Femmes』評価・レビュー(どちらを選ぶ?)
エヴァンジェリン(左)アドリアナ(右)

エヴァンジェリンはハンナよりも7つ年上で、成熟した大人の魅力を備える。資産家で美人、かつ気の利いた会話も楽しめる。非のつけどころのない女性だ。

『Cafe Deux Femmes』評価・レビュー(エヴァンジェリン/大人の魅力)
エヴァンジェリン

親友の姉として、なにかとハンナの面倒を見てくれる。

ハンナが経験していないことや視野を広げられそうなことを提案するなど、相手の立場に立って考えられる聡明さも魅力の1つだ。

アドリアナはハンナと同世代で、ノリの良い女性だ。

『Cafe Deux Femmes』評価・レビュー(ノリが近いアドリアナ)
アドリアナ

ジャンクフードの話で盛り上がったり、アイルランドのスラングを教えてくれたりして、すぐ打ち解ける。

悩みがちなハンナを励まし、自分が選んだ道をポジティブに突き進む姿からは良い刺激をもらえる。

キャラクターの魅力は十分だが、共有・個別ルートのボリュームバランスには不満を感じた。

共通ルートではハンナと彼女たちの距離感が縮まっていく様子を丁寧に描写していたにもかかわらず、個別ルートに入った途端に急接近。終盤の展開も乏しく、足早にエンディングまで進んでしまい、ボリュームも物足りなかった。

えむ

2人との甘い時間をもっと味わいたかったのに……。


ちなみに姉のクレアは攻略対象外だ。

えむ

姉妹百合はないの!!!

テーマは「自分らしい生き方」

『Cafe Deux Femmes』は恋愛模様を描く裏で、ハンナの進路や生き方についての苦悩も描いている

ハンナは大学卒業後に何をするのか決まっておらず、何者でもない自分に焦りを感じていた。

姉・クレアは薄給時代を乗り越えて雑誌編集者として慌ただしく働いており、エヴァンジェリンはカフェの経営、アドリアナはサーフィンとそれぞれが自分の進むべき道を邁進している。

『Cafe Deux Femmes』評価・レビュー(仕事を語るクレア)
仕事を語るクレア

ハンナは会話の中で、自分の将来が決まっていないことを自虐的に語り、女性たちの自立した生き方に羨望の眼差しを向けていた。

エヴァンジェリンからは「私が22歳のときは父のような映画監督になりたかったのに、今はカフェを経営している」と言われ、ハンナの現状を肯定して、焦る必要はないと諭される。

本作では3人の女性が人生の先輩として、自分らしく生きることの喜びをハンナに伝える。

恋愛だけではなく、それぞれの生き方までを含めて丁寧に描いたことで人物に深みが生まれた。

ストーリー重視でイラストは少なめ

『Cafe Deux Femmes』は520円(2022/1/28時点)のロープライス作品だ。

ボイスはなく、収録されているイラストも少ない。立ち絵以外はエヴァンジェリン、アドリアナ、それぞれにつきエンディングのイラスト1枚しかない。

イラスト鑑賞モードもないため、ストーリーを楽しむゲームと考えたほうが良い。

えむ

イラストがかわいいのに残念。

エンディングは4種類で、2人のグッドエンドとバットエンドに分かれる

選択肢は分かりやすい。相手が気に入りそうな物を選ぶだけ。難易度は低い。

プレイ時間は英語が理解できれば3時間程度のようだが、筆者は翻訳ソフトを駆使しながらプレイして10時間かかった。

総合評価

えむ

総評:良い

3/5

『Cafe Deux Femmes』はロマンチックな百合ビジュアルノベルだ。

攻略対象の2人は芯の通った大人の女性でビジュアルも魅力的。女性たちとの会話を通じて、主人公の悩みについて、解決策を示すシナリオ作りは良かった。

全体ルートに対して、個別ルートに入ってからのボリュームには物足りなさを感じた。イラスト収録数が少なく、鑑賞モードがないため、気に入ったイラスト見るのに手間がかかるのがもったいない。

本作は大人の百合が好きなプレイヤーにおすすめしたいタイトルだ。

グッドポイント
  • 魅力的な女性たち
  • セクシーなイラスト
ウィークポイント
  • イラスト鑑賞モードがない
  • 短い個別ルート

『Cafe Deux Femmes』

  • 対応機種:PC
  • 発売日:2020年9月25日
  • 発売元:Little Black Book Entertainment
  • 開発元:Double Peach Productions
  • ジャンル:百合ビジュアルノベル
  • 筆者プレイ時間:10時間(全ルート/翻訳時間込み)
  • レビュー時のプレイ機種:PC(Steam)

※2022年1月28日時点

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